ステンレス雑貨屋さんの日記

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zoom RSS 電解研磨とは

<<   作成日時 : 2009/01/08 13:59   >>

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去年の暮れ頃に、
うちの工場で作った製品の、
溶接跡の「焼け」をとってもらうため
電解研磨屋さんにいってきました。

普通はステンレスを溶接すると、その部位に
赤茶けたというか黒っぽい焼け跡が残ります。

いつもはうちの工場で
小さな研磨の機械を使って処理をしているのですが
ちょっと製品に数があったので、
今回初めて電解研磨専門の業者さんに頼むことにしました。

そこで頼むにあたって何も知らないのもよろしくないかと思い
電解研磨について少し調べてみました。
なので今日は電解研磨するとどうなるのかって説明します。


「電解研磨」とは簡単にいえば
電解液という特殊な液が浸されている大きな槽の中に、
汚れたステンレス製品をちゃぽんと入れて、液中に電気を流して
表面を溶かして綺麗にするという研磨方法だそうです。

また、ただ表面を溶かすだけではなく
ステンレスに含まれているクロムの成分を溶かし
そのクロムが溶ける際に生まれる「膜」で
何重にもステンレスをコーティングしていくんだそうです。


ちょっと小難しい話かもしれませんが
そもそも「ステンレス」とは、鉄にクロムやニッケルを混ぜたものです。

そして、ステンレスの一番の特徴「錆びにくい」性質というのがありますが、
そのクロムが混ざっていることにより
鉄が酸化する前に、酸素と結合して
「不働態皮膜」と呼ばれる薄い膜をステンレスの外側につくり
コーティングすることが大きな理由のひとつになっています。


そして今回の電解研磨なのですが、
ステンレスを特殊な電解液につけることにより、
まず、そのステンレスの主成分になる鉄やクロムを
表面からどんどん溶かして、
その時に溶けたクロムが、すぐに酸素と結合し、
表面に「不働態皮膜」を作っていきます。

その溶けては膜を作りという作業を
液中で何度も繰り返し、どんどん幾重にも膜を重ね
最終的に、従来のステンレスのものより
かなりクロムが濃厚な「不働態皮膜」をつくり上げる
ということになるそうです。

また、同時に、その膜はステンレスよりも電気抵抗が大きいため
皮膜の厚いところよりも薄い所に自然に電流が流れて行き
膜の厚みが均等化され
表面を凹凸の少ない平らな状態にならしていくそうです。


つまり電解研磨をすると
単に表面を溶かして、溶接の焼けや汚れをとるだけではなく
表面の凸凹がなくなり平らになるので、汚れがたまりにくくなり
また強固な「不働態皮膜」で全体を覆うので、より錆びにくくなる
ということになるみたいです。
(中野科学さんHP他参照)


なるほど。
言葉だけはきいたことがあったのですが
そういうことなんですね。
勉強になりました。

まあ結局のところは、僕らにしたら
理屈はどうあれ
帰ってきた製品が
焼けがちゃんととれて、綺麗になってたら
それでいいんですけどね。

まあなんでも、知らないより知ってる方が
いいのかなって感じで調べてみました。


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